microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

No.17 9月の発電量

はじめに
マイクロソーラーの狭小住宅に搭載している、2.27kWのソーラパネルの今月の発電量です。購入前シミュレーションでは、9月の予想発電量は170kWhでしたが、実際はどうなったのでしょうか。

 

実発電量
気になる9月の発電量は、予想よりすこし少ない167kWhでした。
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年間推定発電量の9月の予想の170kWhを3kWh下回りました。 

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おしい。今年の9月は記録的に雨の日が多く、残念な結果になってしまいました。ここ関東では統計を取り始めてもっとも日照のすくない夏だったようです。野菜も高騰していて、特に北海道ではいもやお米の不作が心配されています。8月に続いて2ヶ月連続で予想発電量を下回りました。これから日が短くなり発電量が減ってくるので、ちょっと心配な結果です。

 

売電量
モニタ上の売電量は132kWh、2,480円の売電収入になります。実際は計測期間が違うので多少のぶれはありますが、あまり伸びて来ませんでした。天候通りの結果と言えるかもしれません。まさにお天道様には逆らえない感じです。

 

買電量
買電額は121kWhで、目標としている120kWhを残念ながら1kWh上回りました。9月の前半はかなり天候が悪く肌寒い程だったのですが、中盤は逆に暑くなり何回かクーラーを付けて寝ています。


9月の概要
昼間の発電量がかなり少なかったので夜間のエコキュートの電気代を吸収できませんでした。日中は26円、深夜は17円なので、2,446円プラス基本料で、4,000円程になるはずです。オール電化住宅なので、今月の光熱費はこれだけで、実質的には1500円くらいの出費になります。

なお 先月はこんな感じでした。  

microsolor.hatenablog.com

 

最大発電量
9月の最大発電量は、9月20日の10.4kWhでした。

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ピークは11時の1.3kWhでした。薄く見えているのは前日の発電量で、そっちのほうが高く、1.4kWhといった所です。ホントは一番発電するはずの11時と12時が前日より少し落ち込んでいるで、お昼に少し曇ってしまっていたようです。
今年の9月は一日中快晴の日がほとんどありませんでした。発電のピークも4月の14.2KWhに比べると相当下がっています。

中野島マイクロソーラーの太陽光パネルは、東南ー北西の二面に振り分けですが、今年の9月の関東のように、天候不順で夕方雲が多くなる季節には、北西側の発電があまり効かない日が多くなり、発電量が思ったほど伸びない感じです。気温が高い時期は朝晴れて昼に気温が上がると、夕方になると多摩丘陵に雲がかかってしまいます。

 

考察
9月の発電量をグラフで見ると、前半はほとんど発電していません。グラフから見ると完全に晴れた日はありませんでした。

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8月に続いて台風が2つも来たし、線状降水帯も発生して雨が沢山降りました。こうして発電グラフで見ると今年の9月の前半の天候不順が良く判ります。9月の10日までは晴れの日が一日もありませんでした。特に9月1日から4日連続でほとんど発電できていません。
こうなると、やはりソーラーのみで完全自立することが日本ではいかに難しいかが判ります。その後も天候不順がつづき、”晴れた!”と言えるのは9月19日からの三日間くらいです。その後なんとか持ち直しましたが、もし前半のような天気なら、月間発電量が100KWhを下回る可能性もありました。当然自給率もずっと100%以下でしたが、9月28日の三日間でなんとか盛り返して最終的に107%になりました。

 

おわりに
ラッキーな事に秋分近くの9月20日前後になんとか晴れてデータが取れたので、この3日間の時間ピークを集めて今後の基礎データにしようと思います。
今日は10月1日ですが、関東は台風の影響で一日雨予報です。心配な10月の出発ですが、台風一過の晴天予報が土日には出ているので、期待して行きましょう。

 

つづく