microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

号外 エコキュートの省エネ設定を極める その2 省エネ設定編

つづきに
基本編に引き続きエコキュートの取説をちゃんと読んで「省エネ」に設定してみます。

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なお三菱電機のエコキュートはHPからダウンロード可能です。

https://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/ldg/wink/ssl/wink_doc/m_contents/wink/MA_IB/t965z293h05.pdf

 

基本編はこちらです

microsolor.hatenablog.com

 

省エネ設定
ここからは、エコキュートの省エネ設定を行って行きます。なお現在の電気の契約は東京電力のスマートライフS、主契約50Aです。

ふろ自動時間 【1時間】
おふろが魔法瓶浴槽なのと、沸かして直ぐに入るので保温する時間を短縮します。沸かして直ぐにお風呂に入って、出る時にふろ自動を切ってしまう習慣をつけると更に「省エネ」になります。

ふろ自動運転 湯はりモード【お急ぎ】
通常だとお湯の使用量を抑えるため、様子を見ながらゆっくりお湯を入れて行きます。お急ぎの場合は、一気にお湯を入れるので「省エネ」です。お湯はりの時間も25%短縮されます。
(!)残念ながら我が家の機種は対応していませんでした。

アシスト湯はり 【禁止】
ヒートポンプユニットを動かして、タンクのお湯、水道の水と混ぜてお湯はりする機能です。【禁止】にすれば、タンクのお湯のみを使用します。頻繁に湯切れを起こす場合は【通常】に戻せば良いようです。

ヒートポンプ保温 【禁止】
おふろのお湯を保温するときにヒートポンプを動かすかの設定です。【禁止】に設定すれば、タンクのお湯だけを使って保温するので電気は使わないので省エネです。但し冬だと結構湯量が減って行きます。湯切れを起こす場合は【通常】に戻します。

使用湯量モード【入】
【切】設定では勝手に判断して勝手にタンクのお湯をわき上げる場合があります。このあとの電力契約モードをマニュアル設定するので、【入】にしておきます。
使用湯量は70℃のお湯と10℃の水を混ぜて40℃でお風呂を入れるとすると、タンク容量の約2倍なので、370Lタンクの場合は750Lに設定しておきます。

電力契約モード 【マニュアル】
現在の契約に合わせて東京電力のスマートライフSにすると、夜間時間帯は1時から6時で、ピーク停止時間帯は13時〜16時に設定されます。しかしこの場合はお湯の量が減ったり温度が下がると、1時になる電気料金の高い時間帯に沸かし始めてしまいます。なのでマニュアルで設定することにしました。

夜間開始 1時
夜間終了 6時
夜間能力 通常
夜間動作 パターンR
土日モード 【無効】
ピーク停止開始 17時
ピーク停止終了 1時
ピーク停止 【入】

夜間能力をセーブしてゆっくりわき上げると、結果として時間も消費電力も上がる場合があります。
夜間動作パターンは冬は早く炊き上げると夜に湯温が下がってしまって深夜時間でなくてもお湯を沸かし始める時があったので、冬は朝に沸かすパターンRに変更しました。夏は夜間開始時刻からわき上げるパターンLに設定しようと思います。
土日モードを【有効】に設定すると、土日は昼にお湯を使うだろうからと、昼間に勝手にわき上げを行ってしまう場合があります。
ピーク設定できるのは8時間ですが、ウチの場合は昼間は太陽光発電システムでピークシフトしているし、こうしておくと電気料金が高い時間帯に沸かすことが少なくなります。


まとめ
こうしてみると、エコキュートの初期設定は、「省エネ」よりも、「湯切れ」を「決して起こさない」設定になっていると思います。
今時のエコキュートは、どんな設定にしてあっても、お湯が減ってくると勝手にお湯を沸かすので、普段湯切れの心配がないなら、設定を変更しておいた方が良さそうです。
もし来客等で急遽お湯がたくさん必要なら、【本日のみ満タン】を押せば良いと思います。

おしまい
これから上記の設定でしばらく使って、省エネが実感できたらまたレポートする予定です。

 

購入品情報
最近検査偽装の話題となっている、三菱電機のエコキュートを使っています。うちのは大丈夫なんだろうか

価格は2〜3万円しか違わないようなので、湯はりモード【お急ぎ】が使えるこっちの機種にしておけば良かったかも。

 

川崎市で工務店に頼むならタマックがおすすめです。見積もりだけでしたが、値段はジューテックホームとほとんど変わりませんでした。

tamac-inc.co.jp