microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

No.44 2023年5月の発電量 過去最高を更新

はじめに
今日から6月になりました。気になる2023年5月の発電量は281kWhでした。

購入前シミュレーションの248kWhを33kWh上回りました。

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2023年5月の川崎は、週末に雨が多く印象的には天気が悪かったのですが、昨年5月の発電量の277kWhより4kWh多い発電量で過去最高を記録しました。通してみるとまずまずの天気だった事になります。

過去最高だった、昨年の5月はこんなかんじでした。

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最大発電量
最大発電量を記録したのは、5/24日でした。

目標としている一日の発電量の8KWhを、ほとんどの日で超えるようになっています。

最大発電量の5月24日は14.7kWhでした。1時間あたりのピーク発電量は11時と12時の1.7kWhでした。朝5時から発電を開始し、夕方18時までの14時間綺麗に発電しています。快晴だったようです。

5月の快晴時の標準値として使えそうな良いデータが収集できました。前日の一日の発電量が1.6kWhだったので、この日は1時間で同じだけ発電していることになります。

消費量
消費量を見ると5月は223KWhとなり4月の270kWhからかなり減りました。
また発電を効率良く消費に回している感じです。

一日あたりの消費量は、平均7.3kWhになります。今年の5月は気温差が激しく、日中30℃近くになったり、朝晩は15℃以下になったりして、冷房を付けたり、暖房をつけたりする日もありましたが、全体としての消費はあまり増えていません。
消費最大となったのは5月8日で、昼間にエコキュートで発電し、夜間にエアコンを利用した形になっています。

濃い青色が自家消費分なのですが、一番発電した5月24日を見ると、この日は冷房を入れましたが、エコキュートとエアコンの昼間の電力をほぼ太陽光で賄ったようです。

売電量
モニタ上の売電量は166kWhで、3,131円の売電収入となっています。昼間にお湯を沸かしているので、売電量は昨年の220kWhから54kWh減っています。
自給率は126%で昨年と変わりませんでしたが、自家消費率は26%から52%に、ほぼ二倍に上昇しているので、ちゃんと昼間に発電した電気でお湯を沸かしている効果が出ています。

買電量
モニタ上の買電量は108kWhで、目標としている120kWhを12kWh下回りました。ちゃんとお昼にエコキュートを沸かしている効果が出ています。

考察
消費量は昨年とほぼ同じ223KWhでしたが、昼間にエコキュートのお湯を沸かすようにしたことで、自家消費率で52%となりました。昨年の26%とからすると倍になっています。また、120kWh分は自家消費したことになり、金額にすると4000円くらいになり、売電と合わせると、7000円位、電気代を削減できた計算になります。

まとめ
2023年の5月は天候が例年通りで、寒暖の差がありましたが、過去最高の発電量となりました。消費量は変わらずでしたが、自給率が126%となり、100%を超えてました。自家消費率も52%となり、こちらも過去最高を更新しました。

おわりに
今年の5月は発電量と自家消費率が過去最高を記録しました。6月は発電量が落ちる予想になっていて、今年は梅雨入りも早そうですが、夏至の付近で晴れれば、一日の最高発電量は更新するかもしれません。楽しみです。 

つづく

気になるAmazon情報

リン酸鉄リチウムイオン電池の値段は全体には下がって来ていて、モジュールの1KWh単価も値上がりして3万円を切っており、10kWhなら30万円程になります。リチウムの市場価格が続落しており、そろそろ過去最安値に近づいて来ました。技術革新も進んでいるので、この半額くらいになるとブレークしそうですね。

48V 100Ahのバッテリーは15万円ほどで価格の変動は少ないようです。モジュール価格が下がっているので、もう少し下がりそうです。川崎マイクロソーラーの場合は、充電池を導入するならこれ一個でも十分です。

単相200V対応の10kWhのハイブリッドインバータも30万円を切ってきました。出力は5.5kWhで良いので、FIT制度終了前より随分前に蓄電池を導入できるかもしれません。