microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

No.12 2021年の家庭用蓄電池について その1

はじめに
ゆくゆくは付ける予定の蓄電池ですが、今回は見送りました。見送った理由(逆に言えば購入条件)を記載しておきます。

 

まだまだ高い蓄電池
現在最安とされる家庭用の蓄電池はテスラのパワーウォール2です。

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パワーウォール2の詳しくはこちらから

www.tesla.com

これを参考に家庭用蓄電池を設置する際の費用構造を見て行きましょう。

パワーウォール2は現在最安の蓄電池で13.5KWhの十分な容量があり、蓄電池単体が83万円、コントローラ 16万円で合わせて、99万円(税抜き)です。これに工事費が50万円、業者の利益と消費税が付くと、だいたい総支払額は180万円になります。
計算式

 (本体99+工事費50)✖利益1.1✖税金1.1=180万円

工事費は設置場所の状況によって、40~60万円の幅があり、利益は業者によって変わってしまうのでなんとも言えませんが、このくらいかかると思っておけば良いようです。
但しテスラの場合は国産じゃないので、国や地方自治体の補助金が利用できない可能性があります。
税込み180万円と言われるとドン引きです。

当然今回は見送りです。

 

今が買いどきか?
蓄電池の値段で大きいのは、なんと言っても蓄電池パックの値段です。2021年の価格は、日本ではまだ10万円以上しますが世界では、1KW/h当たり3万円程になっています。
標準的な家庭なら10KW/h程度の蓄電池容量が必要と言われているので、今の日本では蓄電池パックだけで100万円以上になってしまいます。
先ほどの最安とされるテスラのパワーウォール2の場合は1KWhあたり蓄電池のコストは約6万円ですが、海外での発売が2019年で、テスラのイーロンマスクさんも、既にコストが半分程度になっていて(つまり3万円)、さらに半分以下に下がると言っています。(イーロンマスクさんが発言すると、時期はずれますが、必ずそうなるので、現代の預言者ですね。)

当然今回は見送りです。

 

いつが買い時?
ずばり補助金が出なくなってから。つまり補助金を出さなくても売れる普及価格になったという事になります。でも終盤では、普及価格帯になっても、補助金があってお得になる場面もあるので、補助金の切れるギリギリがねらい目かもしれません。

当然今回は見送りです。

 

つづきに
もちろん180万円以上のお金が余っているなら、みんなのためには今が買い時です。(と言っても、自分が今買って日本での蓄電池の普及に貢献しなくても、世界ではどんどん普及して価格が安くなっていくので、無理する必要はないと思います。)
 次回は金額的にいくらぐらいになったら買い時なのかを考えてみます。

 

 つづく