microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

No.2 太陽光発電システムの見積内訳

はじめに
マイクロソーラー太陽光発電システムの内訳をみて行きます。太陽光発電システムの見積もりを取ると、大きく分けて、部材費と設置工事費に分かれます。

 

太陽光発電システムの構成
住宅用太陽光発電システムの部材費は、太陽光パネル(モジュール)、パワコン、リモコン、ケーブル類や架台になります。

太陽光パネル(モジュール)の単価
2020年の日本での太陽光パネル単体の概算金額は、1KWあたりおよそ10万円です。世界的にみると5万円くらいと言われています。
当然メーカによって、パネルの値段や面積が違ったり、製造方法が違ったり、保証期間が違ったりするし、変換効率もまちまちなのですが、国産で1.5倍くらいまでなら許容範囲だと思います。つまり、1KWあたり10~15万円 が相場のようです。

 

パワーコントローラ単体
太陽光パネルで発電した電気を流したり、振り分けるのがパワーコントローラ(パワコン)の役目です。住宅用太陽電池システムのパワーコントローラの電源容量は、4KWシステム用と5KWシステム用の二種類あります。
狭小住宅には小さい方の4KWシステム用になります。単体価格は10~20万円と言ったところです。


リモコン(オプション)
リモコンが5~7万円程します。これはなくても良いのですが、どの程度発電しているかや、太陽光発電システムが故障していないか、ちゃんと売電されているか等を手軽に見て確認するために必要な機器となります。

 

その他
その他にも電流モニタ用のセンサや接続ケーブル、屋根への取付金具等が5~10万円程します。

 

小計
狭小住宅用の2KW程度の小規模太陽光発電システムの価格は、だいたい40万円~50万円程になるようです。複数見積もりしましたが、意外と差はありませんでした。

 

設置工事費用
複数社見積もった時のモジュールの設置工事費は40~45万円程でした。狭小住宅であれば、この辺りが相場なのかもしれません。


諸経費
リフォーム業者や代理店を通す場合は、その費用(管理費等)も必要ですが、ここは合計代金の7~35%程度の開きがあるようです。
うちのように他のリフォームと合わせて行うなら調整も効くでしょうし、太陽光発電のみの設置であればその分割高になるでしょう。
今回の諸経費は、10%でした。

 

税金
あとは10%の消費税です。 

 

おさらい
ザックリですが、太陽光発電システムの概算金額は以下の計算式で良さそうです。

 KW ✖26万円(4KWの場合)

 KW ✖35万円(狭小住宅の場合)

もう少し細かく計算したいのであれば

 KW ✖モジュール(10万円) +機器費(15万円) +オプション+その他費用(10万円)+設置費用と代理店費用(40万円)

になると思います。

今回のマイクロソーラーの場合は2.27KWなので

 2.27×10+15+10+40=87.7万円

になります。あとは諸費用と税金になります。

なお中野島ロボットが入手した見積書の本物が見たい場合はコメント欄にコメントして下さい。個人情報を除いて公開しようと思います。 

 

おわりに
どうしても小容量になると、太陽光パネル(モジュール)以外の部分(コントローラー等)の占める割合が高くなるので、もっと下げたいなら、リモコンモニタは無くてもOKだし、延長保証も15年は要らないとか、さらに下げる交渉を続ければもっと安くできると思います。でも最初はリモコンのモニタで発電量を見ながらニヤニヤすると思います。 

どうでしょうか、意外に安い、いやいや未だ高いと思うでしょうか。太陽光発電の価格比較サイトはいっぱいあるし、リフォームはいろんなところで見積もれるので、そこと比較してみて下さい。

 

つづく