microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

No.37 2022年10月の発電量

はじめに
気になる2022年10月の発電量は、予想を4kwh上回る155kwhでした。今年の10月で注目するのは買電量と自給率です。消費量が300kWhを超えて、自給率が50%になった事です。f:id:nakarobo:20221101083908j:image

狭小住宅に搭載している、2.27kWのソーラパネルの購入前シミュレーションでは、10月の予想発電量は151kWhでした。f:id:nakarobo:20210704082215j:plain

2022年の10月の関東は、台風と長雨で、あまり発電できませんでした。昨年の10月の発電量の172KWhより大幅に低い発電量でした。今年の10月は寒暖差が激しく、天候も不順でしたが、それがそのまま発電量にも表れています。
売電量
モニタ上の売電量は54.5kWhで、1,018円の売電収入となっています。
7月からエコキュートで昼間にお湯を沸かしているので、売電量は昨年から81.5kWhも減っています。そのぶん自家消費率が、19%から33%に上昇しているので、ちゃんと発電した電気でお湯を沸かしているようです。
買電量
モニタ上の買電量は209kWhで、目標としている120kWhを大幅に超過しています。本来10月は余りエアコンを使わない月なのですが、今年の10月はとても寒い日が多く、エアコンを利用しています。それだけでなく、いつもなら11月後半に入れるホットカーペットも入れなければならないくらい寒い日が多くありました。生活のスタイルが変わっていますが、昨年12月並の消費量になっています。

最大発電量
10月の最大発電量は、10月2日の,9.3kWhでした。1時間あたりのピーク発電量は12時の1.2kWhです。晴れればそれなりに発電できています。f:id:nakarobo:20221101084804j:imagef:id:nakarobo:20221101084900j:image

発電量のグラフが少し落ち込んでいる所も有りますが、一日通してまずまずの晴れだった様です。今年の関東の10月は雨や曇りの日が多く、感覚的にはあまり多く発電しているようではありませんでした。グラフを見ても感覚どおりで今年の10月は晴れの日が少なかったようです。
考察
10月の月間発電量をグラフで見ると、まともに発電できなかった日が12日もありましたが、昨年も12日だったのでデータ上は変わらない日数でしたが、月間の発電量はだいぶ少なくなっています。1日の発電量が8kWhを超えたのは6日しかありませんでした。f:id:nakarobo:20221102071838j:image

やはり今年は暗くて寒い10月でした。ちなみに155kWhと言うのは、発電を開始してから昨年の12月に続く月間発電量の少ない月になりました。

消費量を見ると10月は309kWhとなり9月よりも相当増えています。今年の10月は天気が良くても寒い日が多く、エアコンをつけていた感じが見て取れます。この時期は晴れると発電量が増えますが、朝晩冷え込むとエアコンをつけるのでその分消費量も多くなります。10月も20日をすぎてやっと秋らしくなり晴れ間が見えるようになりましたが、気温もぐっと下がって消費電力も伸びてきています。

平均すると一日あたり9.96kWhで、9月の7.2kWhからするとだいぶ多くなってしまいました。今年は4月から生活のパターンが変わり、昼間に家にいることが多くなり、エアコンで暖房する日が増えています。
ただエコキュートの設定を昼間の11時からに沸き上げるようにしたので、晴れていれば太陽光発電の電気を使って11時から2時間ほどで沸きあげているのが判ります。

まとめ
2022年の10月は自家消費率33%になり、昨年の19%から15%も上がって来ました。今年は消費電力が昨年に比べて112KWhも大幅に増えましたが、エコキュートを昼間に沸かしているので、もし発電量が昨年並みなら、自給率は相当上がっていたはずです。11月も例年より寒いようだと、電気料金も上がってしまうので、ちょっと心配です。冬支度を早めに行って省エネに努めたいと思います。

なお昨年の10月は172KWhの発電量だったので、発電量は今年はかなり少なくなりました。

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おわりに
2022年10月の川崎市は、天候が不順で、秋雨前線や台風の影響が残って、かつ気温もかなり低かったと思います。今年は冬支度を早めに行っていますが、昨年よりも寒い冬になるのかもしれません。

つづく

気になるAmazon情報
リン酸鉄リチウムイオン電池の値段が少し上がっています。円安の影響でしょうか。モジュールの1KWh単価は3万円程なので、10kWhなら30万円程になります。

しかし48Vの100Aのバッテリーで見ると、14万円〜15万円ほどに数万円値下がりしていて、1KWhあたり3万円程となっていて、上記のモジュール単体と変わらなくなっています。

これ一つ(4.8kwh)あれば、うちの場合は自家消費率を90%程度に高められそうです。住宅用にはもう普及価格ですね。コントローラ+工事費込で50万円を切る業者が出てきたら、FIT完了前にも取り付けられそうです。