microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

No.46 2023年7月の発電量 過去最高を更新

はじめに
今年の関東は、12万年ぶりの猛暑らしく、連日真夏日が続いていますが、気になる2023年7月の発電量は314kWhとなり、過去最高を更新しました。

購入前シミュレーションの231kWhを83kWhも上回りました。

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2023年7月の川崎は、前半は雨が多く、各地で水害や線状降水帯が発生して、大荒れでしたが、後半は晴天が続いています。

昨年の7月の発電量が267kWhだったので47kWhも多くなりました。猛暑の中でもしっかり発電しているようです。
なお、昨年の7月はこんな感じでした。

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最大発電量
最大発電量を記録したのは、7月24日の13kWhでした。目標としている一日の発電量の8KWhを超えたのは23日となり、梅雨と行ってもそこそこの発電量となりました。

最大発電量の7月24日は13.0kWhで、1時間あたりのピーク発電量は11時から13時の1.5kWhでした。朝5時から発電を開始し、夕方18時までの14時間発電しています。さすがに夏なので雲がひとつもなくなることがないのですが、ほぼ晴天時の発電をしているようです。5月のピーク発電量よりも下がっているのですが、高温による効率低下の影響かもしれません。

消費量
消費量を見ると7月は300KWhとなり6月からはだいぶ増えましたが昨年も295kWhだったので夏はこんなものでしょう。

一日あたりの消費量は平均9kWhとなり、6月よりだいぶん増えました。今年の関東の7月はとても暑かったので、帰宅と同時に朝までエアコンの冷房を使っています。
消費最大となったのは7月11日で、濃い青い部分が、発電分を消費に回した分になりますが、突出して消費電力が高いのは一日中エアコンをかけて洗濯乾燥、食洗器、IHで調理などをした日です。

最大発電時の7月24日をみると昼間にエコキュートで発電し、帰宅と同時にエアコンで冷房を利用した典型的な夏型になっています。

売電量
モニタ上の売電量は176kWhで、3、321円の売電収入となっています。昼間にお湯を沸かしているので、売電量は好天の影響で昨年の140kWhから36kWh増えています。
自給率は105%で昨年とあまり変わりませんでした。自家消費率は46%となり昨年より若干良くなりました。ちゃんと昼間に発電した電気でお湯を沸かしているので、なかなかの自家消費率になっています。

買電量
モニタ上の買電量は162kWhとなっており、昨年とほぼ同じ程度でした。目標としている120kWh/月を42kWh上回りました。消費量が8kWh/日を下回ったのは10日間でした。これはこんなものでしょう。

考察
7月は売電量の方が買電量よりも、14kWh上回りましたが、単価の違いが出て実支払額は、400円程多くなり、だいたい2、000円位になると思います。この猛暑の中電気代が高騰しているのに、この支出の少なさは本当に助かります。

まとめ
2023年の7月は好天が続いた影響で、今までの最大発電量を超えてきました。消費量は昨年同様なので、自給率も100%を超えているので十分な成果となりました。自家消費率は46%でまずまずでしたが、これ以上の省エネは蓄電池を導入する必要がありそうです。

おわりに
過去最高を記録した2023年5月の281kWh/月を超えて、314kWh/月をとなりました。天候次第ですが、8月も発電量が増えるはずなので、もしかしたら300kWh/月を超えて来るかもしれません。ただそうなると水不足になっているかもしれないので、それはそれでちょっと心配です。

おしまい

気になるAmazon情報

リン酸鉄リチウムイオン電池の値段は先月からはほぼ横ばいですが、全体的には下がって来ていて、単価を下げる代わりに、48V 120Ahのモジュールが19万円くらいなので、1KWhでは3.3万円ほどになります。

12V100Ahのものなら4万円くらい、12V120Ahで4.4万円くらいなので、これを並列にした方が48Vのモジュールを使うより安く組めそうです。このサイズは競争が激しそうなので、もっと安くなると思います。