microsolor’s blog

狭小住宅に補助金無しの2kWhの太陽電池を乗せた時のブログです

No.42 2023年3月の発電量

はじめに
今日から4月で、新年度突入です。気になる2023年2月の発電量は208kWhでした。

購入前シミュレーションの192kWhをぎりぎり6kWh上回りました。

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2023年3月の川崎は、曇りや雨の日が多く、昨年2月の発電量の235kWhより27kWh低い発電量でした。晴れの日が3~4日少ない計算です。

最大発電量
ことしの3月は寒く晴れても雲が多く、すっきり晴れたのは3/19と3/20の二日だけでした。ずっと薄曇りのような状態で、特に15日から以降は天気の悪い日が多かったと思います。
本来なら春は三寒四温といわれるように、1週間周期で天候が変わるのですが、例年のような周期性は見られません。ただ3月になると、快晴でなくても目標としている一日の発電量の8KWhを超えるようになってきました。

3月の最大発電量は、3月20日の11.0kWhでした。1時間あたりのピーク発電量は11時から13時の1.4kWhでした。これくらい発電してくれると、厳しい冬を超えた感があります。

15時のところから少し落ち込んでいるのは雲がかかってしまったためのようです。6時から17時まで発電しているので、一日の発電量が12KWhまでもう少しと言った状況です。

消費量
消費量を見ると3月は398kWhとなり2月より少し減ってきました。
オール電化住宅なので、どうしても冬場が一番電力を使うのですが、買電量が261kWhだと、電気代も高騰していますが9000円は超えないでしょう。

一日あたりの消費量は、平均12.8kWhで、昨年とだいたい同じになりました。エコキュートの設定を昼間の11時からに沸き上げるようにしているのですが、家に人がいると、暖房用のエアコンを付けっぱなしになるので、どうしても夜間は消費電力が上がってしまいます。

一番発電した3月20日を見ると、濃い青色が自家消費分なのですが、綺麗にエコキュートが発電した3時間だけ自家消費してお湯を沸かしたことが見て取れます。この日は家にて、暖房がついていたのでピークで1.2KWhほど消費していますが、7時から16時の間は、全ての消費電力を太陽光で賄ったことになります。

売電量
モニタ上の売電量は70.4kWhで、1,318円の売電収入となっています。昼間にお湯を沸かしているので、売電量は昨年の195kWhから120kWh以上減っていますが、自家消費率は19%から35%に大きく上昇しているので、ちゃんと昼間に発電した電気でお湯を沸かした結果になっています。逆に言うと、120KWh買電が減ったことを意味し、その家計への効果は4200円分にもなります。
買電量
モニタ上の買電量は261kWhで、目標としている120kWhを141kWh超過しています。気温が例年よりも低かったこともありますが、天候の影響も受けています。昨年はエコキュートが故障していた期間があったので、比較の参考になりません。

考察
注目は自家消費率が35%となったことです。昨年の19%とからすると大きく伸ばして来た印象です。トータル、137kWh分は自家消費したことになり、金額にすると5000円くらいになり、売電と合わせると、6000円位、電気代を削減できた計算になります。やはり太陽光発電を付けていて良かったと思えます。
また、今年のように電気代が高騰してくると、自家消費をもっと増やしたい所なのですが、消費量を見ると昼間は発電量の方が上回ってくるので、この辺りが限界かもしれません。一方自給率はこれから消費量も減るので、どんどん良くなって行くでしょう。

まとめ
2023年の3月は天候が昨年より悪く、発電量はだいぶ少なくなりました。気温が例年よりも低く消費量は2月とあまり変わりありませんでしたが、自給率が52%となり、50%を超えてきました。

おわりに
2023年3月の川崎市は、天候が悪く、雲も多かったので、発電量が伸びませんでした。これから晴れて来れば発電量がどんどん伸びてくるはずです。

なお昨年の3月の発電量は235kWhでした。

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つづく

気になるAmazon情報

リン酸鉄リチウムイオン電池の値段は全体には下がって来ていますが、モジュールの1KWh単価は少し値上がりして3.5万円程度になりました。10kWhなら35万円程になります。

48V 100Ahのバッテリーは品薄でしたが、15~17万円ほどで先月と同じくらいです。川崎マイクロソーラーの場合は、充電池を導入するならこれ一個でも十分です。